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中華電信、デジタル身分認証に本格参入


ニュース 電子 作成日:2019年2月20日_記事番号:T00082058

中華電信、デジタル身分認証に本格参入

 中華電信データ事業部門の林栄賜総経理は、デジタル身分認証サービスが、今年から売り上げに貢献を始めるとの見通しを明らかにした。20日付経済日報が伝えた。

 中華電信は指紋、音声、顔による身分認証技術の研究開発(R&D)を進め、「FIDO生物特徴認証ソリューション」「中華電信通用身分認証サービスセンター(パブリックID)」「オンライン文書署名システム(PDFサイン)」というデジタル認証サービスで市場開拓を進めている。林総経理は「今後はデジタル身分認証がネットワーク世界の基礎となり、今年は台湾のデジタル本人認証の元年になる」と述べた。

 中華電信は先ごろ、凱基商業銀行(KGI)と提携し、オンラインでの融資申し込みにモバイル身分認証を導入した。

 FIDOは指紋や顔による認証でIDやパスワードを不要にするもので、中華電信内部で既に使用を開始した。今後は政府機関、金融機関、フィットネスクラブなどで段階的に導入を見込む。