ニュース 機械 作成日:2019年2月20日_記事番号:T00082062
洋上風力発電設備の材料メーカー、上緯企業(SWANCOR)は19日、独シーメンス傘下のシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)との提携に基づき、上緯が供給した樹脂と硬化剤で風力発電機のプロペラブレードが完成し、品質テストに合格したと発表した。今後建設される洋上風力発電所への供給を見込む。20日付経済日報が伝えた。
上緯が樹脂と硬化剤を供給したSGREのプロペラブレード(19日=中央社)
上緯は洋上風力発電設備材料の国産化に積極的に取り組んできた。SGRE向けに洋上風力発電設備用の樹脂を供給する外部メーカーは、アジアでは初となる。
SGREは洋上風力発電分野で世界シェア首位、陸上風力発電、風力発電向けサービス市場でも世界2位だ。同社は台湾政府による風力発電部品国産化政策に呼応する形で、上緯と提携した。
上緯は苗栗県竹南鎮沖に洋上風力発電所を建設しており、第1期(出力8メガワット、MW)は昨年4月から稼働を開始した。SGREとの提携で製造したブレードは第2期以降に採用される。第2期では20基の風力発電機が設置される予定だ。合計出力は128MWで、今年施工され、年内にも発電を開始する。
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