ニュース 医薬 作成日:2019年2月20日_記事番号:T00082063
原薬メーカー、旭富製薬科技(SCIファームテック)は19日、合成カンナビノイドの一種である合成カンナビジオール(CBD)の医薬中間体の2月の出荷額が、昨年通年の7割に相当する7,000万台湾元(約2億5,000万円)に達したことを明らかにした。20日付経済日報が伝えた。
同社は米国、カナダでの大麻使用合法化が追い風となり、医療用、娯楽用大麻製品の発売が増え、合成カンナビノイドの市場が拡大するとみている。カンナビノイドは、大麻に含まれる化学物質の総称で、生産量の3割が合成で生成されている。
SCIは昨年、合成カンナビノイド中間体を2トン出荷したが、今年は20トンの生産能力を整えた。
証券業界は、トランプ米大統領が昨年末、産業用大麻栽培を合法化する改正農業法案に署名したことで、カンナビノイド中間体の市場が3~5年以内に4億~5億米ドルに拡大すると予測している。
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