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沖縄産の鶏卵、ファミマで27日より販売


ニュース 農林水産 作成日:2019年2月20日_記事番号:T00082066

沖縄産の鶏卵、ファミマで27日より販売

 鶏卵の供給不足が続く中、全家便利商店(台湾ファミリーマート)はこのほど、行政院農業委員会(農委会)の政策に合わせ、沖縄県から輸入した鶏卵を27日より販売すると明らかにした。1パック6個入り79台湾元(約280円)で、1日当たり3,000~3,500パックを提供する予定だ。なお台湾のファミマで輸入鶏卵が販売されるのは初めて。20日付工商時報が報じた。

 ファミマは現在、▽木崗冷蔵白殻蛋、1パック6個入り69元▽大武山楽礼冷蔵鮮蛋、69元▽大成人道飼養紅殻蛋、90元──と3種類の鶏卵を販売しており、沖縄産の卵は中価格帯に位置する。ファミマは鶏卵の供給不足が懸念され始めた時点で対策の検討を開始。比較的価格競争力の高い沖縄産の導入を決めた。

 現時点でファミマ、セブン-イレブン、萊爾富(ハイライフ)、OK超商(OKマート)の主要コンビニエンスストア4社はいずれも、鶏卵の供給は安定していると説明し、店内で販売する茶葉蛋(中国茶のゆでたまご)の値上げも実施しないとしている。ただ、市場では、供給不足が続けば、値上げの可能性があるとの見方が消えていない。