ニュース その他分野 作成日:2008年6月18日_記事番号:T00008207
台中精機は17日、プラスチック容器リサイクル処理で域内最大手の尚億環保科技を買収すると発表した。これにより台中精機は工作機械からエコロジー産業に正式に参入し、通年の売上高20億台湾元(約71億円)以上の増加を目指す。18日付経済日報が報じた。
台中精機の主要生産品は、工作機械、プラスチック射出機などで、昨年の売上高は58億7,000万元、グループ全体では前年比20%増の90億元となっている。今年は工作機械メーカーとして初めて100億元を突破するとみられ、さらに今後エコロジー事業を加え、経営の多角化を進めるもようだ。
尚億は1999年創業で、桃園と台南に生産工場を2棟保有しており、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などの再生フレークを生産している。販売先は台湾、中国、東南アジア、米国で通年の売上高は約10億元。
台中精機は尚億買収に合わせ、彰化浜海工業区に2億元を投じて工場を設置することを決めており、第4四半期着工、来年第3四半期に竣工して4本の再生フレーク生産ラインを設置する予定だ。
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