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マイクロン、桃園・台中DRAM工場で10ナノ台【表】


ニュース 電子 作成日:2019年2月21日_記事番号:T00082081

マイクロン、桃園・台中DRAM工場で10ナノ台【表】

 DRAM大手、米マイクロン・テクノロジーの台湾子会社、台湾美光記憶体(台湾マイクロン)の徐国晋董事長は、桃園工場と台中工場で10ナノメートル台の製造プロセスで量産しており、下半期に10ナノ台でさらに微細化すると語った。来年も微細化を進め、量産する見通しだ。21日付工商時報が報じた。

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 マイクロンは、これまでに華亜科技(イノテラ・メモリーズ)と瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)を傘下に収め、桃園工場と台中工場を取得した。それぞれ月産能力10万枚以上のギガファブだ。

 徐董事長は、台中市のパッケージング・テスティング(封止・検査)工場でも量産を開始したと述べた。AI(人工知能)技術を導入した、封止・検査で台湾唯一の自動化工場だ。生産量を10%、品質は35%向上させることができ、コスト削減に役立つ。

 台湾マイクロンの従業員は7,000人余りで、年内に8,000人まで増やす計画だ。