ニュース 石油・化学 作成日:2019年2月21日_記事番号:T00082087
関係筋によると、政府系企業、台湾中油(CPC)の戴謙董事長が近く更迭され、後任として元経済部能源局(エネルギー局)局長の欧嘉瑞氏(63)が就任するもようだ。戴氏は董事長に不適任と主張する労働組合の罷免運動が原因とされる。2月末~3月初旬に決定する見込みだ。21日付工商時報が報じた。
CPC関係者によると、労働組合は当初1月に、政府系企業で初めて、戴董事長の信任投票を実施する予定だった。民進党の卓栄泰主席が仲裁に入り、信任投票は中止となったが、その際、卓主席は労組幹部に対し、政府が戴董事長の更迭に同意したことを伝えていたとされる。
次期董事長に内定したとされる欧氏は、能源局長のほか、経済部工業局副局長、経済部国際貿易局(国貿局)副局長、加工出口区(輸出加工区)管理処長などを歴任し、現在は大葉大学の校長を務める。豊富なキャリアと温和な性格に加え、かつてCPC董事の経験もあり、引き継ぎや労使関係も問題ないと考えられているという。
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