ニュース 金融 作成日:2019年2月21日_記事番号:T00082096
中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)は20日、中国広東省の深圳分行(地域本部)を開業した。上海、広州、アモイに続く中国4カ所目の分行だ。2年以内の黒字化を目指す。21日付工商時報が報じた。
中信銀の陳佳文総経理は、これまで香港分行で深圳に進出する多くの台商(台湾系企業)、中国企業と取引を行ってきたと説明。深圳分行は、まず珠江デルタ地域で優良顧客を開拓し、その後、中国政府が香港、マカオ、広東省の経済圏形成を目指す「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」構想をにらんで商機を拡大すると表明した。
中信銀は7年前に中国に進出した。陳総経理は、上海、広州、アモイ分行の総資産は計1,000億台湾元(約3,600億円)を突破し、20年前に進出した東南アジアの拠点の総資産を上回ったと指摘した。
陳総経理は、海外拠点の利益貢献度はオフショア銀行部門(OBU)を除いて38%に達しており、今後5年で45%まで高めたいと述べた。昨年は香港、中国、米国、日本での利益が好調だった。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722