ニュース 政治 作成日:2019年2月21日_記事番号:T00082098
蔡英文総統は20日、国民党の呉敦義主席らが中台の平和協定締結を主張していることについて、台湾の国家主権を消滅させるような政治的協定を台湾社会が受け入れることはないとの認識を強調した。21日付自由時報が伝えた。
蔡総統(右)は、欧州議会議員の支持表明に対する感謝を表明した(20日=中央社)
蔡総統は欧州議会の親台派議員訪問団と会見後、記者団に対し、「中国が武力による台湾侵略を放棄せず、『一つの中国』の枠組みを強引に推し進める状況で、いわゆる対等な交渉はなく、真の平和もない」と指摘。その上で、「台湾社会は国家主権を消滅させたり傷つけたりする、あるいは台湾の民主主義を消滅させるいかなる政治的協定も受け入れることはない」と強調した。
訪問団は蔡総統に対し、欧州議会の議員155人が台湾の立場に支持を表明した文書を手渡した。蔡総統は訪問団に対し、「台湾は一貫してこの地域の平和と繁栄安定に貢献する存在だ。中国が軍事的なたくらみを持ち、台湾に対する武力行使を放棄していないことこそ、域内の不安定をつくり出し、域内の平和を脅かしている」と説明した。
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