ニュース 政治 作成日:2019年2月21日_記事番号:T00082100
国民党の呉敦義主席は20日、ラジオ番組のインタビューに応じ、出馬表明していない人物に出馬を要請する可能性について、「完全には排除できない」と述べた。朱立倫氏や王金平氏など既に出馬表明している人物ではなく、人気が高い韓国瑜高雄市長に出馬を求めることに含みを持たせた発言と受け止められている。21日付自由時報が伝えた。
呉主席は、あらゆる条件が「健康」な人物を候補として検討すると述べた(20日=中央社)
2016年総統選で国民党は、中台統一路線の発言などで人気が低迷した洪秀柱氏を公認候補から外し、朱立倫氏を新たに公認する迷走劇があった。これについて、司会者が「洪秀柱氏をすげ替えた事態が再現される可能性があるのか」と質問すると、呉主席は「それは極めてあり得ないことだ」と否定した。
しかし、世論調査で公認候補が出馬していない人物より低い状況となった場合、党内には民主的な手続きで、段階別に検討していくことになるとの認識も示した。
また、既に出馬表明している朱立倫氏、王金平氏に比べ、韓市長の人気度が高いのではないかとの指摘については、呉主席は「コメントしない」とした上で、「国民党は最強で予想外の状況が最も少なく、最も攻撃を受けず、当選確率が最も高い候補を指名することになる」と語った。
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