ニュース 電子 作成日:2019年2月22日_記事番号:T00082105
DRAM大手、韓国SKハイニックスが21日、2022年から120兆ウォン(約11兆8,000億円)を投じて、主にDRAMを生産する工場4基を建設すると発表したことを受け、台湾の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)に打撃が懸念されている。22日付経済日報が報じた。
SKハイニックスの投資額は、台湾のDRAM業界が1980年代以降に投資した金額をも上回る。DRAM市場は既に供給過剰で、生産能力が増えれば、価格下落を招く恐れがある。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、DRAMは供給過剰のため今年第1四半期は価格が20%以上下落し、第2四半期も15%下落する見通しだ。
SKハイニックスは世界市場シェア約30%で、サムスン電子の45%強に続く世界2位。サムスン、SKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーの大手3社はこれまで、供給過剰となって利益に影響が出ないよう投資を控えていた。
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