ニュース 電子 作成日:2019年2月22日_記事番号:T00082107
プリント基板(PCB)の業界団体、台湾電路板協会(TPCA)は21日、PCBメーカーの製造スマート化を支援する設備関連企業5社によるモデルチームの発足記念式典を開いた。国際半導体製造装置材料協会(SEMI)と共同で推進するPCB設備の通信インターフェース(PCB ECI)規格を活用し、中小のPCBメーカー20社以上の設備100台を対象にモノのインターネット(IoT)化を推進し、PCB業界の競争力向上を図る。22日付工商時報が報じた。
モデルチームは▽沃亜科技(ウエルトール・テクノロジー)▽志聖工業(Cサン)▽東台精機(東台マシン&ツール)▽揚博科技(AMPOCファーイースト)▽群翊工業(グループ・アップ・インダストリアル)──の5社から成る。
TPCAは、PCBメーカーの85%は設備間のネットワークを構築できていないと指摘。中小メーカーは製造スマート化に意欲があってもどこから着手すればよいのか分からず、投資の負担も懸念して二の足を踏んでいると説明した。
モデルチームは対象メーカーの設備間ネットワークの構築率を20%に引き上げること、およびPCB ECI規格とデータ統合システムを活用して製造スマート化に必要なコストの75%削減を目指す。
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