ニュース 金融 作成日:2019年2月22日_記事番号:T00082117
中央銀行(中銀)が21日発表した1月末の人民元預金残高は2,902億6,500万人民元(約4兆7,800億円)で、過去4年8カ月で最低を記録した。前月比では2.74%減と、4カ月連続での減少となった。中銀外匯局(外国為替局)の陳婉寧行務委員は、銀行各行が人民元預金の利率を引き下げ、人民元への投資意欲が減退していると分析した。22日付経済日報が報じた。
また陳行務委員は、春節(旧正月、2019年は2月5日)前に、電子業界が中国工場の春節ボーナス(年終奨金)の支給や、三角貿易の代金支払いに人民元預金を充てたためと説明した。
外国為替取り扱い指定銀行(DBU)の1月末の人民元預金残高は、前月比2.6%減の2,575億5,900万人民元で過去4年で最低。オフショア銀行部門(OBU)は3.7%減の327億600万人民元で過去6カ月で最低だった。
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