ニュース 金融 作成日:2019年2月22日_記事番号:T00082119
生命保険業界の業界団体、中華民国人寿保険商業同業公会(寿険公会、LIA-ROC)は21日、従来型保険商品の1月の初年度保険料収入が前年同月比44.3%増の1,175億7,900万台湾元(約4,200億円)になったと発表した。保険料一括払い型の台湾元建て高利回り保険商品の販売が1月末で中止されたことに伴う駆け込み需要が背景とみられる。22日付経済日報が伝えた。
従来型保険商品が人気を集めたあおりで、投資型保険商品の保険料収入は35.1%減の233億3,000万元だった。初年度保険料収入に占める投資型保険商品の割合は15.9%で、前年同月の26.7%から大きく低下した。
寿険公会は「保険業界では手持ち資金を投資で消化し切れていない上、台湾元のリスクヘッジコストがかさむため、一部の生保会社が1月から相次いで台湾元建ての利率変動型保険商品の販売を中止し、駆け込み需要があった」と説明した。
市場では昨年11月以降、高利回りの保険商品の販売中止が相次いでおり、今年1月には新光人寿保険、中国人寿保険、富邦人寿保険が相次いで保険料一括払い型の台湾元建て利率変動型生命保険の販売を中止した。
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