ニュース 運輸 作成日:2019年2月22日_記事番号:T00082122
台湾鉄路(台鉄)は、8月から一般の旅行客向けに貸し切り列車の申し込み受付を開始する計画だ。中国時報(電子版)が21日伝えた。
21日行われた改装車両の体験乗車で、台鉄の張政源局長が車内改札してみせた他、カラオケ設備を自ら体験した(21日=中央社)
台鉄は、一般向けの貸し切り列車は4両のビジネス車と1両の食堂車で編成される列車などを利用でき、最大132人が乗車できると説明した。出発時間や停車駅、停車時間などを自由に選択でき、料金例は、台北~台中で5万9,625台湾元(約21万4,000円)から、台北~花蓮で6万9,960元から。
台鉄は現在、旅行サイト大手の易遊網(ezトラベル)で申し込んだ客を対象に、貸し切りで台湾を一周する観光列車を運行している。易遊網によると、昨年は延べ5万5,000人が利用し、うち▽日本・韓国からの観光客、15%▽欧米から、3%▽中国から、2%──だった。貸し切り列車サービスの売上高は年間5,200万元に上る。
台鉄は、ビジネス車、ラウンジ車、食堂車を含む貸し切り列車用車両29台の車齢が約18年と高く、設備や内装デザインが古くなっていることから、昨年3月から車両の刷新に着手し、既に15台の刷新が完了している。
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