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サーコムと米スプリント、AI音声スモールセル開発


ニュース 電子 作成日:2019年2月23日_記事番号:T00082133

サーコムと米スプリント、AI音声スモールセル開発

 ネットワーク機器メーカーの中磊電子(サーコム)は、通信キャリアの米スプリント、および音響機器メーカーの米ハーマン・インターナショナルと共同で、米アマゾン・ドット・コムの人工知能(AI)音声アシスタント「アレクサ」を搭載した世界初の家庭用スモールセル(小型基地局)付きスマートスピーカー「スプリントTREBL」を開発した。23日付工商時報が報じた。

/date/2019/02/23/01sprint_2.jpg「スプリントTREBL」は1月の国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)でイノベーション賞を獲得した(スプリントリリースより)

 「スプリントTREBL」はスプリントの家庭用スモールセル「マジックボックス」をベースにしており、LTEのカバー範囲と通信スピードを高める他、アレクサにより家庭内の対応機器をスムーズに操作できる。また、音楽再生も可能で、ハーマンのアンプと雑音・エコー除去技術を採用することでクリアな音質を実現した。

 デロイト・インサイツの予測によると、スマートスピーカーの2019年販売台数は1億6,400万台に達し、市場規模は70億米ドルへと前年比63%拡大する見通しだ。ただ、スマートスピーカー市場は参入企業の増加で競争が激化しており、新たな機能を備えた製品が求められている。