ニュース 電子 作成日:2019年2月23日_記事番号:T00082134
台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は31日、シンガポール子会社のデルタ・エレクトロニクス・インターナショナル・シンガポール(DEISG)を通じたタイ関連会社、デルタ・エレクトロニクス・タイランド(DET)に対する条件付き株式公開買い付け(TOB)について、26日から4月1日までの25営業日内に1株当たり71タイバーツ(約251円)で買い付けを実施すると発表した。23日付経済日報が報じた。
DETの2018年売上高は538億8,400万バーツで、デルタは現在、同社の株式20.93%を保有している。今回のTOBが成功し、持ち株比率が50%超となれば、今年5月にもデルタの売上高にDETの売上高が連結され、業績を押し上げると見込まれる。
DETの子会社化については、米中貿易戦争を受けた、中国以外の生産拠点の役割を高める動きとの見方が出ているが、デルタの鄭平執行長は先ごろ、現在中国での生産額は同社全体の80~90%を占め、依然として重要な生産拠点と強調。生産の世界展開に関する中長期計画は、貿易戦争を理由に変更することはないと説明していた。
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