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ファミマ、台中に多温度帯物流センター


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年2月23日_記事番号:T00082144

ファミマ、台中に多温度帯物流センター

 コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は22日、14億台湾元(約50億円)を投じて台中市大肚区に1万1,000坪の土地を取得し、多温度帯物流センターを建設することを董事会で決議したと発表した。2021年末に運用開始予定で、約1,000店に鮮食(調理済み食品)などの商品を配送可能な他、台湾全土における電子商取引(EC)小包の配送能力が3倍に向上する見通しだ。23日付工商時報が報じた。

 ファミマでは現在、桃園市大渓区に設置している物流センターの面積が2万坪と最大となっている。今回台中市に新設する物流センターは、昨年末に稼働した高雄市岡山区の多温度帯物流センター(5,000坪)を超えて2番目の規模となる。

 なおファミマは現在、冷凍、冷蔵、常温の商品配送を取り扱うことが可能な多温度帯物流センターの設置を台湾各地で進めており、今後は花蓮および北部での新設が見込まれ、いずれも21年の稼働を目指す方針とされる。