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作成日：2008年6月18日_記事番号：T00008215
遠東航空、国際線も運航差し止め
交通部民用航空局は17日、財務問題が一向に解決しない遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）による国際線運航を差し止めると発表した。18日付工商時報が伝えた。
同社は既に実質的に運航を休止しているが、従業員への賃金未払い、機体リース契約をめぐる紛争などが解決しないことから、運航権が凍結されることになった。民用航空法の規定も基づき、運航中断期間が６カ月を超えれば、事業認可と運航権そのものが取り消される。
民用航空局は「遠東航空が財務状況の透明化と資金調達を速やかに図り、運営準備計画を取りまとめ、財務問題で再び運航が中断することがない体制を整えれば、定期路線への再就航、チャーター便の運航申請が可能になる」と説明した。
