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作成日：2008年6月18日_記事番号：T00008216
中信銀、イメージバンク構想推進
中国信託商業銀行は、来年にも支店のオートメーション化を進める「イメージバンク」構想を実用化する計画だ。18日付工商時報が伝えた。
イメージバンクは顧客デスクの下部に現金収納を自動化した小型金庫を設けたもので、例えば顧客が現金を預金に訪れた場合、カウンター上に現金を置けば、自動的に金庫内に収納され、紙幣が自動的にカウントされる仕組みだ。店頭での現金取引を最低限に抑え、強盗などの犯罪防止にも役立つほか、業務の自動化によるコスト削減効果も期待する。
同行は業務の自動化で店舗スペースが15～20％節約でき、行員数も削減できるとみている。また、支店ごとに行っていた出納業務を支店数カ所につき１カ所設けるバックオフィスに移管する。人員体制に余裕が生まれ、収益への貢献度が高い投資商品の販売に要員を割くことも可能になる見通しだ。
