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春節連休の域内旅行者増、宿泊補助キャンペーン効果も


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年2月25日_記事番号:T00082172

春節連休の域内旅行者増、宿泊補助キャンペーン効果も

 春節(旧正月、2019年は2月5日)連休に▽南投県▽台南市▽台東県──を訪れた観光客が同期の過去最高となるなど、多くの県市で観光客の増加が見られた。今年の春節連休が9日間と長く、天気にも恵まれたことに加え、交通部観光局が台湾域内旅行を対象に昨年11月~今年1月に実施した宿泊費補助キャンペーンの効果もあったとみられる。25日付自由時報が報じた。

 春節連休に南投県を訪れた観光客は前年同期比56%増の延べ419万人、台南市は10%増の延べ900万人、台東県は40%増の延べ150万人で、それぞれ同期の過去最高を更新した。

 この他、春節連休に高雄市を訪れた観光客は延べ450万人と前年同期比30%増加した。花蓮県では県内13カ所の風景区を訪れた観光客は延べ160万人と前年同期の6倍に増加した。

 観光局は昨年11~12月、▽宜蘭県▽花蓮県▽台東県▽高雄市▽屏東県──への旅行者に宿泊費と交通費を補助するキャンペーンを実施し、好評を受けて、今年1月には対象地域を台湾全土に拡大した宿泊費補助キャンペーンを実施した。同局によると、両キャンペーンによって域内観光客が300万人以上増加したという。