ニュース 金融 作成日:2019年2月25日_記事番号:T00082173
金融持ち株会社の富邦金融控股(富邦金)傘下の台北富邦商業銀行と損害保険の富邦産物保険がベトナムに拠点を設立してから10周年を迎えた。現在、富邦金は台湾系の銀行、損保としては、ベトナムで最多の拠点を持っている。25日付工商時報が報じた。
台北富邦銀と富邦産物保険は23日、ホーチミン市で感謝イベントを開き、富邦金の蔡明興董事長も出席した。
蔡董事長は「ベトナムは人口の多さが強みで、内需市場にも発展の潜在性がある。経済発展が最も速い新興国の一つであり、将来の発展が期待できる。富邦金にとって東南アジア諸国連合(ASEAN)市場の重点だ」と述べた。
台北富邦銀は現在、ホーチミン市、ハノイ市、ビンズオン省の3支店を展開。富邦産物保険はホーチミン市、ハノイ市、ビンズオン省、ドンナイ省に拠点を設けている。生命保険の富邦人寿保険も2011年に子会社を設立し、これまでに拠点11カ所を設けた。今後も蔡英文政権の「新南向政策」に沿い、ベトナム市場の開拓を進める構えだ。
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