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MOSFET需要楽観、ファウンドリーが増産続行


ニュース 電子 作成日:2019年2月26日_記事番号:T00082181

MOSFET需要楽観、ファウンドリーが増産続行

 MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)需要は昨年より落ち着いているものの、ファウンドリー各社は今後の見通しを楽観し、8インチおよび6インチウエハー工場で生産能力拡充を続けている。26日付自由時報が報じた。

 世界先進積体電路(VIS)は、顧客の大部分が大手IDM(垂直統合型の半導体メーカー)のため、電源ICやディスクリート半導体、4K8K対応の大画面テレビ向けドライバICなどの需要が安定していると説明した。同社は先月末、米グローバルファウンドリーズ(GF)のシンガポール8インチ工場(月産能力3万5,000枚)を2億3,600万米ドルで購入すると発表している。年内に手続き完了の予定だ。

 力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)傘下の力晶積成電子製造(パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング、PSMC)は、苗栗県竹南鎮に新設した8インチ工場でMOSFETの量産を開始した。当面の月産能力は2万枚。需要動向を見て5万枚まで増強する計画だ。

 漢磊先進投資控股(エピシル・ホールディング)は粗利益率が高い車載用、電源用のMOSFETを生産している。