ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ASE、TDK合弁の出資比率9割へ


ニュース 電子 作成日:2019年2月26日_記事番号:T00082182

ASE、TDK合弁の出資比率9割へ

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)は25日、子会社の日月光半導体製造(ASE)がTDKとの合弁会社「日月暘電子(ASEエンベデッド・エレクトロニクス)」に最大15億台湾元(約54億円)を追加出資し、出資比率を90.68%まで高めると発表した。26日付電子時報などが報じた。

 日月暘電子は、ASEとTDKが2015年、高雄市の楠梓加工出口区(輸出加工区)に設立した。TDKの「SESUB」技術を使用し、ウエアラブル(装着型)端末、モバイル端末向けIC内蔵基板を生産。当初の資本金は15億元で、出資比率はASE51%、TDK49%だった。

 ASEは、出資比率の引き上げは長期的な投資だと説明した。

 業界関係者は、ASEはIC内蔵基板とシステム・イン・パッケージ(SiP)を強化することが狙いと指摘した。