ニュース 電子 作成日:2019年2月26日_記事番号:T00082185
通信キャリア最大手、中華電信は25日、通信機器大手のノキア、エリクソンとそれぞれ、第5世代移動通信(5G)での提携に向けた覚書を締結したと発表した。2020年の台湾での5G商用サービス開始に向け、19年に5Gネットワークの構築完成と5G応用モデル拠点の拡大を目指す。26日付経済日報が報じた。
中華電信の林国豊執行副総経理は、ノキア、エリクソンとは従来より、研究機関の中華電信研究院で、4Gと5Gを組み合わせた3.5ギガヘルツ(GHz)帯の実験用5Gネットワークを構築していると説明。今年は周波数帯を28GHzまで広げ、5G単独のネットワーク構築、スモールセル(小型基地局)の設置を進める他、▽台北南港展覧館2館▽台北流行音楽センター▽桃園市青埔地区──に検証スペースを設置し、5G応用を支援すると表明した。
中華電信はスペインで25日開幕したモバイル製品の見本市「MWCバルセロナ(旧モバイル・ワールド・コングレス)」で、▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽中磊電子(サーコム)▽研華(アドバンテック)──や、▽桃園市政府▽台中市政府▽中興大学──などと共同で、「5Gスマート化エッジデータセンター」のソリューションを展示している。
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