ニュース 食品 作成日:2019年2月26日_記事番号:T00082190
コーヒー大手、后政企業は、嘉義県水上郷大崙で新工場に着工した。2022年に完成予定。洪仁政総経理は、大崙工場には焙煎(ばいせん)器や抽出器を導入し、台湾や海外の缶コーヒーの受託生産を受注したいと語った。東南アジア、日本の受託生産を狙う。26日付工商時報が報じた。
大崙工場は投資額10億台湾元(約36億円)。年産能力は嘉義県太保市の既存工場の6倍以上となる。
洪明宝董事長は、大崙工場は完成後、台湾最大のコーヒー観光工場にもすると述べた。また、台湾だけでなく、海外にも注力し、自社ブランド「品皇咖啡(ロイヤルコーヒー)」を大きくすると語った。
后政企業は、台湾と中国に工場があり、上海工場は中国向けと、米国、中東向け輸出が中心だ。台湾のコーヒー豆輸入量2万トン近くのうち、3分の1を占めている。
自社ブランド「品皇咖啡」は、台湾全土に加盟店が150店あり、年内に180店まで増やす計画。同社は、コーヒーの原料や器具の卸売りでも台湾市場シェア首位だ。
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