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裕隆通用汽車、天然ガス併用車を発売


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年6月18日_記事番号:T00008220

裕隆通用汽車、天然ガス併用車を発売


 米ゼネラル・モーターズ(GM)系の裕隆通用汽車はこのほど、天然ガス併用車(バイフュエル車)への改造で実績がある運宝実業(台中市)と提携し、ビュイック・エクセル(排気量1,800cc)の天然ガス併用特別仕様車を開発した。裕隆通用汽車は政府の補助金制度発足以降、天然ガス併用車に参入した初の業者となった。18日付工商時報が伝えた。

 台湾政府は1996年から天然ガス併用車の開発を推進し、裕隆汽車と福特六和汽車が2億~4億台湾元(約7億1,000万~14億2,000万円)の研究費を投入した。台朔汽車(フォルモサ・オートモービル)も一時、台湾大車隊と協力して天然ガス併用車の普及に取り組んだ。しかし、天然ガススタンドの不足がネックとなり、本格的な普及には至っていない。しかし、最近の原油高でガソリン価格が急騰し、天然ガス併用車が再び脚光を浴びる結果となった。

 天然ガス併用車には行政院環境保護署から1台当たり2万5,000元の補助金が支給されることになっており、普及が進むか注目される。