ニュース その他製造 作成日:2019年2月27日_記事番号:T00082224
経済部統計処が26日発表した1月の工業生産指数は106.55ポイントで前年同月比1.86%下落、うち製造業生産指数は107.43ポイントで1.92%下落した。経済部統計処の王淑娟副処長は、米中貿易戦争の影響でコンピューター・電子製品・光学製品業の指数が大幅に上昇したため、全体の下落幅は予想を下回ったと分析した。27日付工商時報が報じた。
コンピューター・電子製品・光学製品業の1月生産指数は136.68ポイントで、前年同月比32.74%上昇し、上昇幅は2011年9月以来で最大となった。サーバーメーカーが台湾での生産比重を高めたこと、ネットワーク機器の欧米からの受注が増えたことが要因だ。
電子部品業は103ポイントで前年同月比6.92%下落した。うち半導体業の指数は105.84ポイントと、4.94%下落。▽スマートフォン大手の販売不振▽仮想通貨採掘(マイニング)ブームの沈静化▽台湾積体電路製造(TSMC)の化学材料の品質不良問題による大量のシリコンウエハー廃棄──による打撃を受けた。また液晶パネルと部品業も需要の低迷で、102.24ポイントと12.76%下落した。
機械設備業は111.89ポイントで3.32%下落した。
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