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DFIが其陽科技買収、IPCのセキュリティー強化


ニュース 電子 作成日:2019年3月4日_記事番号:T00082234

DFIが其陽科技買収、IPCのセキュリティー強化

 佳世達科技(QISDA)傘下の産業用コンピューター(IPC)メーカー、友通資訊(DFI)は27日、IPCネットワークセキュリティー機器を手掛ける其陽科技(AEWINテクノロジーズ)の株式51.26%を5億5,500万台湾元(約20億2,000万円)で取得したと発表した。其陽科技のネットワークセキュリティー用ハードウエアプラットフォームの強みを生かし、成長著しいネットワークセキュリティー分野を強化する。28日付経済日報が報じた。

 其陽科技の范希光董事長は、同社はネットワークコンピューティング用ハードウエアプラットフォームの研究開発(R&D)やモジュール化に注力しており、DFIの製品力や、グループの自動化生産やサプライチェーン・マネジメント(供給連鎖管理)の力を借りて、ネットワークセキュリティー市場開拓を加速したいと語った。

 其陽科技は、次世代ファイアウォール(NGFW)、統合脅威管理(UTM)、アプリケーション・デリバリー・コントローラー(ADC)などのネットワークセキュリティー用ハードウエアプラットフォームを欧米の顧客に出荷している。

 市場調査会社、IDCの予測によると、2022年にソフトウエア定義型広域ネットワーク(SD-WAN)インフラストラクチャー市場規模は45億米ドルへと、17年より年平均成長率(CAGR)40.4%が見込まれる。