ニュース 機械 作成日:2019年3月4日_記事番号:T00082237
エレベーター最大手、永大機電工業の日立製作所による株式公開買い付け(TOB)に反対する独立董事(社外取締役)の陳世洋氏は27日、永大の役員改選を通じたTOB阻止を目的とする臨時株主総会を4月18日に開くと台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)に届け出た。28日付経済日報が伝えた。
陳氏らは外資株主の支持を取り付け、董事9人(独立董事3人を含む)の過半数(5人)を獲得することを目指す構えで、仮に陳氏らが経営主導権を握れば、日立によるTOBの先行きは不透明となる。当面は外資株主の動向が焦点となりそうだ。
これに対し、永大側は臨時株主総会の招集に疑義を呈し、弁護士と検討を行う方針を示した。永大側は▽臨時株主総会招集の必要性▽日立がTOBを延長した場合の株主による議決権行使への影響▽臨時株主総会招集に董事会の同意を要するか否かに関する法律上の規定が不明確──などの点について疑念を示した。
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