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景凱生技のNASH治療薬、中国企業にアジア独占開発権


ニュース 医薬 作成日:2019年3月4日_記事番号:T00082238

景凱生技のNASH治療薬、中国企業にアジア独占開発権

 景凱生物科技(タイワンジェイ・ファーマシューティカル)は2日、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療薬「JKB-122」と「JKB-133」について、アジアでの独占的な開発販売権を中国の恒翼生物医薬科技(上海、ニューソアラ・バイオファーマ)に授与する契約を締結したと発表した。4日付工商時報などが報じた。

 景凱生技は「JKB-122」と「JKB-133」の第2、3期臨床試験を実施し、恒翼生医はアジアでの臨床試験、登録許可取得の費用支払い、上市(販売)承認後の営業を担う。

 景凱生技は、契約締結後の45日以内にライセンス料200万米ドル、今後の開発進展や製品上市後の販売額などに応じたマイルストーン2,400万米ドル、製品上市後の販売額に応じたロイヤルティーを受け取ると説明した。

 景凱生技は昨年上半期の純損失が約6,780万台湾元(約2億5,000万円)と前年同期から大幅に縮小した。証券会社は、恒翼生医との契約締結により、今年は黒字化が期待できると指摘した。