ニュース 金融 作成日:2019年3月4日_記事番号:T00082243
2枚の切符を争うインターネット専業銀行の免許争奪戦で、金融持ち株会社、国票金融控股(国票金)との合弁による「楽天国際商業銀行」として参入を目指す日本・楽天銀行の永井啓之社長は28日、台湾メディアに対し「楽天はリスク管理、異業種間提携における成功経験、IT(情報技術)と金融分野の経験豊富な人材の3点において強みを持つ」と強調。免許取得に強い自信を示した。1日付経済日報が報じた。
楽天銀行の永井啓之社長。台湾でのネット銀行ビジネスは、スタートから3年で損益均衡を目指すと表明した(28日=中央社)
ネット専業銀については、楽天陣営の他、LINE(ライン)陣営と中華電信陣営の3陣営が2月14日に相次いで設立申請を行った。
楽天銀行は日本最大手のネット銀行で、永井社長は、金融業に参入したIT人材は多いが、金融を理解していなかったためにその多くが失敗したと指摘。またネット銀行の発展を目指した銀行が失敗する場合、「スピードが遅過ぎる」ことが要因となるケースが多いとの見方を示した。
その上で設立申請を行った3陣営のうち、楽天銀と国票金は唯一、ITと金融分野の豊富な人材を有し、日本で十分な実績を残していると訴えた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722