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友達光電、設備投資5千億元の回収に見通し


ニュース 電子 作成日:2008年6月18日_記事番号:T00008225

友達光電、設備投資5千億元の回収に見通し

 
 友達光電(AUO)の陳来助総経理は17日、過去10年来の設備投資額5,000億台湾元(約1兆8,000億円)が、今年の年末までにほぼ回収できる見通しとなったことを明らかにした。今後、財務体質はより健全さを増すとしている。18日付工商時報が報じた。
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 陳総経理はまた、第10世代工場の建設のために巨額の投資が必要な一方で、業界の生産過剰で見込み通りの利益を上げられないのではないかという観測があることに対し、「当社の利益額は、台湾パネル業界の他メーカーの利益の総和よりも大きく安定している」と回答し、懸念する必要はないという見方を示した。

 また、過去10年で累計3,500億元の投資を行っている奇美電子(CMO)の陳世賢財務長も、「投資は回収できる。そのことは今後計上する利益で持続的な生産拡大を支えられることを意味する」と指摘した。