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飲酒運転死亡事故、最高刑罰を懲役12年に


ニュース 社会 作成日:2019年3月4日_記事番号:T00082252

飲酒運転死亡事故、最高刑罰を懲役12年に

 蔡清祥法務部長は27日、飲酒運転による死亡事故に対する刑罰を現在の懲役3~10年から5~12年に引き上げることを盛り込んだ刑法改正案を発表した。飲酒運転による致傷事故に対する刑罰も現在の懲役1~7年を3~10年に引き上げる。28日付蘋果日報が報じた。

/date/2019/03/04/19car_2.jpg蔡法務部長は27日、刑法改正案について、市民の声がやっと政府に届いたと指摘した(27日=中央社)

 また、飲酒運転の累犯が死亡事故を起こした場合には殺人罪と同様、最高で死刑を適用できるようにする。

 この他、呼気中のアルコール濃度が1リットル当たり0.25ミリグラム(mg/l)を超えた場合には、事故を起こしたかどうかにかかわらず、運転車両を没収する。レンタカーを運転していた場合や車両が全損した場合は例外とする。

 飲酒運転事故による昨年の死者数は100人を数えた。今回の法改正は、飲酒運転に対する刑罰が軽過ぎるとの世論を考慮したものだ。