ニュース 電子 作成日:2019年3月5日_記事番号:T00082259
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は4日、静電容量方式の指紋認証機器を共同開発し、インドなどで販売するため、指紋認証を手掛ける星友科技(スターテック・エンジニアリング)、速博思(スーパーCタッチ)と戦略提携の覚書(MOU)を交わした。5日付経済日報が報じた。
イノラックスは、小型で大画面、低価格の指紋認証機器は市場にまだないと自信を示した(イノラックスリリースより)
今後、速博思の独自技術を利用して、ガラス基板上にセンサーを設置し、静電容量方式の指紋認証機器を共同開発する。第3四半期にサンプル出荷を行い、来年第1四半期に量産する計画だ。スターテックが販売を担う。インドでは市場シェア3割以上を目指す。続いて中国などにも進出する計画だ。
イノラックスは、インドは「デジタル・インディア」政策、モバイル決済に特化した決済プラットフォーム「UPI」、生体認証国民ID制度「アドハー」などで、モバイル決済市場が急成長すると見込み、指紋認証機器の商機を有望視している。
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