ニュース 石油・化学 作成日:2019年3月5日_記事番号:T00082266
台湾中油(CPC)は4日、臨時董事会を開催し、戴謙前董事長の退任と、後任に元経済部能源局(エネルギー局)局長の欧嘉瑞氏(63)が就任する人事を承認した。欧董事長は着任に当たり、▽中核事業▽新興事業▽台湾のエネルギー転換──に注力し、同社を競争力を備えたグローバルなエネルギー企業グループに変革することを目指すと表明した。5日付経済日報が報じた。
引き継ぎ式に臨んだ欧董事長(右)と戴前董事長(左)(4日=中央社)
欧董事長は中核事業について、インドネシアやインドを含む既存の海外鉱山開発および生産事業を加速させると説明した。
エネルギー転換については、2025年段階の電源構成で天然ガスを50%に引き上げる政府の政策実現に向け、CPCは天然ガス供給業者として重責を担うと強調。その上で、今後、天然ガス輸入先を分散させ、供給能力を高める他、観塘工業区(桃園市観音区)における第3液化天然ガス(LNG)受け入れ基地建設を計画通り進め、北部、中部、南部をカバーする天然ガス供給網の確立を目指すと語った。
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