ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月5日_記事番号:T00082272
大手デベロッパー、興富発建設(ハイウェルス・コンストラクション)は4日、グループ初のベーカリー「貝可麗烘焙工坊(ザ・ベーカリー・ファクトリー)」を台北市中山区大直の自社物件「台北時代広場(大直CBD)」1階にオープンした。同社傘下の博元建設が投資し、グループ初の飲食業参入となった。5日付工商時報などが報じた。
鄭董事長。ハイウェルスグループにとってザ・ベーカリー・ファクトリーは目標1,000億元への第一歩だ(同店フェイスブックより)
続いて4月25日に商業施設、悦誠広場(ジョイプラザ)を高雄市三民区にプレオープンし、自社ブランドの日本式のビュッフェ「豊悦匯」や鉄板焼き店、高級スーパーマーケットなどを出店する。
ザ・ベーカリー・ファクトリーは1店舗当たり月間売上高100万台湾元(約360万円)を見込み、目標は150万元。ジョイプラザは初年度売上高目標12億元だ。
複合開発30棟へ
今夏には、台中市西屯区の商業オフィスビル「鼎盛BHW」2~3階に20ブランドが入居するフードコートを、台北市内湖区の高級マンション「双湖匯」1階にスーパーマーケットをオープンする計画だ。新北市淡水区のマンション「海洋都心一期」でも下半期にテナントの準備を開始する。
鄭欽天総裁は年初、今年より飲食店、商業施設、ホテルなど複合開発を始動し、5年で商業オフィスビル30棟を目指し、10年で1,000億元を稼ぐと宣言していた。
鄭志隆董事長は、複合開発によりオフィス環境、生活機能の改善で付加価値が高まり、賃料が上昇すると分析した同社傘下の「NTC国家商貿中心」(台中市西屯区)、「鼎盛BHW」の賃料は1坪当たり1,500元近くへと、過去5年で3倍に上昇したと語った。
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