ニュース 政治 作成日:2019年3月5日_記事番号:T00082277
韓国瑜高雄市長は4日、対中交流推進を目指す「両岸小組(小委員会)」の初会合を開き、22日から28日までの日程で香港、マカオ、深圳、廈門(アモイ)を訪問する計画を明らかにした。韓市長は経済交流を前面に掲げたが、中国側は直ちに中台による「1992年の共通認識(92共識)」を訪問の前提として挙げ、政治的に攻勢をかけてきた。
韓市長は「経済的な性質が強いほどよく、政治性は低いほどよい」と述べたが、中国側のペースに乗せられれば、政治的色彩が増すことは避けられない(高雄市政府リリースより)
5日付自由時報によると、韓市長は「民生経済に重心を置き、経済貿易交流で協力機会を探る。大陸委員会(陸委会)の関連規定に従い、中央政府の権限や責任には触れない」と強調。陸委会は「(政治的な)前提がない往来であれば、高雄市政府に必要な支援を行う」とコメントした。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は「92共識に基づき、両岸の都市交流協力を進めることを歓迎する」と表明し、「92共識」が訪問の前提になる点を強調した。
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