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工業用DRAMモジュール市場、創見と威剛が参入へ


ニュース 電子 作成日:2008年6月18日_記事番号:T00008228

工業用DRAMモジュール市場、創見と威剛が参入へ

 
 メモリモジュール大手の創見(トランセンド・インフォメーション)と威剛科技(Aデータ・テクノロジー)が、工業用メモリモジュール市場への進出を図っている。DRAM価格が低迷する中、粗利益率が20%に上る同製品市場への参入に魅力を感じているもようだ。18日付工商時報が報じた。

 創見は16日、ワークステーション用メモリモジュールの新製品、低電圧で衝撃吸収構造を持つ1GB(ギガバイト)と2GBのDDR2-667を発表した。アナリストは、創見の第2四半期の粗利益率は10%以上まで回復すると予測している。

 威剛は、既に工業用のDRAMモジュールやサーバーの販売を手掛けているが、まだ市場への進出が不十分として、来年から正式にレーザープリンター用やワークステーション用のメモリモジュールの販売に着手する予定だ。陳立白同社董事長は、以前はこれら2製品を手掛けるメーカーは少なく、単価も高かったが、来年からは参入メーカーが増え、価格が若干下がるだろうと語った。