ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年3月6日_記事番号:T00082288
台湾鋼鉄集団(台鋼集団、台湾スチールグループ)傘下の特殊鋼大手、栄剛材料科技(グロリア・マテリアル・テクノロジー、GMTC)は40億台湾元(約145億円)を投じて50トン電気炉を建設中で、2020年上半期の稼働を予定している。稼働後、同社の年産量は12万トンから36万トンに3倍に拡大し、年間売上高も倍増して200億元を超えると予想される。6日付工商時報が報じた。
GMTCは現在、35トン電気炉を有し、昨年の連結売上高は前年比40.53%増の102億8,000万元だった。主力製品はステンレス、高合金鋼、低合金鋼で、売上高構成比はステンレスが51.35%、高合金鋼が31.07%となっている。また市場別では台湾向けが30%、韓国、米国、欧州など海外向けが70%を占める。
昨年1月に台鋼集団が経営権を掌握した後、増産計画を積極的に進めており、増設される50トン電気炉ではハイエンドステンレスや特殊鋼を生産して競争力向上を図る。
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