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作成日：2008年6月18日_記事番号：T00008229
威盛電子、デュアルコアをＴＳＭＣに生産委託か
チップセット大手の威盛電子（ＶＩＡテクノロジーズ）が45ナノメートルのデュアルコアプロセッサーの生産を台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）に委託する可能性が高まっている。生産委託先はこれまで富士通が中心だったが、威盛電子は17日、「富士通に委託するとは限らない。価格、技術、サービスなどの条件をめぐり、あらゆる委託先を考慮する」とコメントした。
ＴＳＭＣは、威盛電子と来年上半期にもデュアルコアプロセッサーを来年上半期にも量産化する方向で検討しているとされる。ＴＳＭＣは「個別の顧客についてはコメントできない」としている。実現すれば、威盛電子はＴＳＭＣにとって45ナノメートルプロセスでの最初の台湾系顧客となる。
威盛電子はプロセッサーが売り上げ全体の７割を占め、最新の「Ｃ８」「ナノ」プロセッサーは富士通の65ナノメートルプロセスで生産されている。18日付経済日報が伝えた。
