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台北工作機械展、中国顧客から大口受注


ニュース 機械 作成日:2019年3月6日_記事番号:T00082290

台北工作機械展、中国顧客から大口受注

 台北市で開催中の工作機械の見本市、台北国際工具機展(台北インターナショナル・マシン・ツール・ショー、TIMTOS)で5日、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)や和大集団、程泰集団といった工作機械大手が中国顧客から相次いで大口受注を獲得した。特にフェアフレンドは、中国顧客から一気に約1億9,000万台湾元(約6億9,000万円)も受注し、その他の顧客を含めた総受注額は4億8,000万元に上った。6日付経済日報が報じた。

 フェアフレンドの朱志洋総裁は、今年は中国から同社の顧客や代理業者200人以上が来場しており、受注状況は予想を上回っていると述べた。その上で、9日までの会期中、中国顧客からの受注額は5億5,000万元に上るとの見通しを示した。

 和大集団は同日、中国顧客から約1億元の受注を、程泰集団は3,600万元の受注を獲得した。

 台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は、中国メーカーの景気信頼感が回復していることをうかがわせるとの認識を示し、27日に行われるとみられる米中首脳会談で良い結果が出れば、購買意欲は爆発的に伸びる可能性があると語った。