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春の旅行補助、3条件満たせば1500元も


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月6日_記事番号:T00082296

春の旅行補助、3条件満たせば1500元も

 交通部観光局が5日発表した春の閑散期の台湾域内旅行補助制度は、これまでで最も複雑な内容となっている。期間は4~6月が対象で、日~木曜日の宿泊に対し1人当たり一律500台湾元(約1,800円)の補助を行う他、18~40歳の人が離島や地方の小集落に旅行した場合には、それぞれ500元の宿泊補助を行う。同局は8億6,000万元の費用を投じ、62億5,000万元の効果を生むと試算している。6日付経済日報が伝えた。

/date/2019/03/06/11sightseeing_2.jpg周永暉観光局長(右)は、地方独自の補助の実施時期は地方政府が決定すると説明した。桃園市が5月から行う意向を示している(6日=中央社)

 ただ、基本補助、離島分、小集落分の補助は同じ宿泊日には適用されず、基本補助を先に適用した上でその他の補助を適用するルールとなっているため、全ての補助条件を満たしても、3条件による補助を全て受け取るには最低3泊する必要がある。

 例えば、澎湖諸島に3泊した場合には、基本補助、離島分、小集落分の補助がそれぞれ1泊分ずつ適用されるため、1,500元の補助を受けることが可能だ。

 団体旅行に関しては、1人当たり1日500元の補助を行うが、1団体当たりの上限は3万元となる。

 対象宿泊業者のリストは、3月22日以降順次にウェブサイトで公表する。これに加え、地方自治体が独自に補助制度を実施するケースも出てくる見通しだ。