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パワー半導体ウエハー加工、PSIが受注好調


ニュース 電子 作成日:2019年3月7日_記事番号:T00082311

パワー半導体ウエハー加工、PSIが受注好調

 半導体ウエハーの受託加工業者、昇陽国際半導体(PSI)は、パワー半導体用ウエハーの薄型加工の受注が好調に推移しており、今年1~2月の連結売上高が前年同期比23.2%増の3億7,900万台湾元(約13億7,000万円)に達し、同期としての過去最高を記録した。7日付工商時報が報じた。

 背景には人工知能(AI)、自動運転車、電気自動車(EV)、第5世代移動通信(5G)などの市場が成長期を迎え、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)などの需要が増大する中、自社による増産が限界に達した大手IDM(垂直統合型の半導体メーカー)が生産の外部委託を増やしていることがある。

 PSIはウエハーの薄型化を、現在量産体制に入った50マイクロメートルから25マイクロメートル以下に向上させる技術開発を進めており、同業をリードしている。今年は生産能力を月産10万枚まで増やし、受注に対応していく。