ニュース 電子 作成日:2019年3月7日_記事番号:T00082316
鴻海精密工業傘下で、携帯電話の受託生産を手掛ける香港上場の富智康集団(FIHモバイル)が6日発表した2018年決算は、8億5,700万米ドルの純損失で、前年比63.11%悪化し、過去最悪の赤字となった。売上高は149億3,000万米ドルと23.59%増加したが、▽粗利益がマイナス8,400万米ドルへと前年の1億3,000万米ドルの黒字から赤字化したこと▽IIDM(統合、イノベーション、設計、製造)業務向け支出の増加▽為替差損の拡大──などが響いた。7日付工商時報が報じた。
FIHモバイルは、17年からスマートフォンの販売が鈍化し、競争激化で利益が悪化していると指摘。ただ、中国のスマホブランドの米国シェアは小さいため、米中貿易戦争の影響は軽微との見方を示した。
なおFIHモバイルは、今年上半期の純損失が前年同期の3億4,900万米ドルより縮小すると予想した。
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