ニュース 電子 作成日:2019年3月7日_記事番号:T00082319
通信キャリア最大手、中華電信は6日、三軍総医院(三総)など5つの病院と、健康管理システム「健康雲」で提携したと発表した。「健康雲」を使って、一般市民や慢性疾患患者が自宅で血圧、血糖値、血中脂質のデータを管理したり、医療関係者や家族がパソコンやスマートフォンのアプリなどで患者の健康状態を適宜把握し、問診や助言ができる。7日付経済日報が報じた。
中華電信は、「健康雲」で高齢の家族を見守ることができるとアピールした(6日=中央社)
提携先は▽三軍総医院(台北市)▽聯新国際医院(桃園市)▽童綜合医院(台中市)▽国軍高雄総医院・左営分院(高雄市)▽花蓮慈済医院(花蓮県)──。
「健康雲」はビッグデータ分析、クラウドコンピューティング、モノのインターネット(IoT)、ブロックチェーン技術を統合した健康管理システムで、年間売上高10億台湾元(約36億円)を見込む。
中華電信は、個人情報保護機能を搭載し、患者の電子カルテや検査結果、衛生福利部中央健康保険署(衛福部健保署)の個人データを統合すると説明した。
中華電信の鄭優董事長は、ハイテクと人材を結び付けた「健康雲」サービスで、限られた医療リソースを効果的に活用できるようにしたいと語った。
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