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台湾産バナナ、日本向け1万トン受注


ニュース 農林水産 作成日:2019年3月7日_記事番号:T00082328

台湾産バナナ、日本向け1万トン受注

 千葉県の幕張メッセで開催中のアジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN(フーデックスジャパン)2019」で6日、生産者協会の旗山果菜運銷合作社(高雄市旗山区)と農業開発公社の台湾国際農業開発(台農発)が、日本企業から計1万トン、総額5億台湾元(約18億1,000万円)のバナナ調達を受注した。受注量は昨年通年のバナナ総輸出量1,750トンの約5.7倍に相当する。7日付自由時報などが報じた。

 旗山果菜運銷合作社は、食品商社のWismettac(ウィズメタック)フーズ(本社・東京都中央区、辻川弘社長)と3年間で9,000トンのバナナを供給する契約を締結した。受注額は4億3,000万元。

 台農発は、青果物の仲卸業者、船昌(本社・東京都大田区、関野裕社長)と1,000トンのバナナ調達意向書を締結した。

 行政院農業委員会(農委会)の陳吉仲主任委員は、今後も台湾産農産品の日本への輸出拡大が期待できると説明。日本の消費者のニーズに合わせた生産管理と安定供給ができるよう支援していくと表明した。