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韓国瑜高雄市長、総統選不出馬を明言


ニュース 政治 作成日:2019年3月7日_記事番号:T00082332

韓国瑜高雄市長、総統選不出馬を明言

 韓国瑜高雄市長は6日、2020年総統選への出馬可能性について、「現時点で個人的には完全に考慮の範囲内にない」と否定した。国民党内でスター級の人気を集める韓市長には、総統選への出馬待望論があるが、初めて出馬を明確に否定した形だ。7日付蘋果日報が伝えた。/date/2019/03/07/16president_2.jpg韓市長は6日、中華民国工商協進会(CNAIC)での講演のために台北市を訪れ、大勢のメディアに取り囲まれた(6日=中央社)

 韓市長は「今は心を全て高雄の経済に取り組むことに集中させたい」と強調した。

 しかし、国民党の呉敦義主席が「一番勝てる候補」で総統選に臨むべきだとの考えを示すなど、韓氏出馬の線は消えていない。鍵は柯文哲台北市長が総統選に出馬する場合、国民党の総統候補が決まる今年6月の時点で、韓市長の人気が柯市長を圧倒しているかどうかだと指摘する声もある。

 国民党内では既に王金平前立法院長、朱立倫前新北市長が総統選への出馬意向を示しているが、党内の若手からは、総統選での政権交代を確実にするためにも韓市長が出馬すべきとの声が上がっている。

 韓市長の総統選出馬を主張する王鴻薇台北市議は「必ずや韓市長に出馬を求める声が出て、放ってはおかないはずだ」と述べた。