ニュース 電子 作成日:2019年3月8日_記事番号:T00082338
鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)は、生体認証技術の開発を手掛ける新会社「倍盛科技」を設立した。ディスプレイ埋め込み型の超音波式指紋認証技術の需要拡大が期待できるとして、関連部門を新会社として独立させた形だ。投資額は1,700万米ドル。8日付工商時報が報じた。
GISはサムスン電子のスマートフォン新旗艦機種「ギャラクシーS10」シリーズの「S10」と「S10+」に採用されているディスプレイ埋め込み型の超音波式指紋認証モジュールの受注を中国の欧菲科技(Oフィルムテック)と分け合い、第1四半期に量産を開始した。
「ギャラクシーS10」シリーズの予約販売台数は予想を上回っており、業界アナリストは同シリーズの出荷台数予測を4,000万~4,500万台へと30%上方修正した。うち「S10」と「S10+」が85%以上を占める見込みだ。両機種向けのディスプレイ埋め込み型の超音波式指紋認証モジュール出荷量は3月に約600万個へと倍増し、GISに単月で10億台湾元(約36億円)以上の売上高をもたらすとみられている。
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