ニュース 医薬 作成日:2019年3月8日_記事番号:T00082347
製薬の中天集団(マイクロバイオ・グループ)は7日、バイオ新薬開発会社、合一生技(ワンネス・バイオテック)と泉盛生物科技(ファウンテン・バイオファーマ)の合併を両社の董事会が決議したと発表した。合一が存続会社となり、合併後の社名も「合一生技」となる。今回の合併は、事業規模拡大と新薬開発能力の強化によって国際市場での競争力を高めることが狙いだ。8日付経済日報が伝えた。
中天集団の路孔明董事長。「国際市場での競争に対処するには、合併して戦う必要がある」と語った(7日=中央社)
合併比率は泉盛1株に対し、合一0.602988株となった。泉盛の直近60営業日の平均株価を基準にすると、時価総額は約50億台湾元(約180億円)となる。合一は泉盛の株主に対し、新株を発行するため、合併後の資本金は36億4,900万元となる。合併案は5月24日の定時株主総会で決議される見通しで、監督機関の認可を経て、9月1日が合併基準日となる。中天集団は2008年、10年に合一と泉盛をそれぞれスピンオフしていた。
合一は糖尿病性足潰瘍(DFU)の治療薬の新薬申請を衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)に行っているほか、中国と米国でも第3相臨床試験を進めている。泉盛は複数の抗体新薬を開発中だが、大半はまだ第2相または第1相の臨床試験中だ。
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